名言ズラリ「筆談ホステス」漫画化へ

[ 2009年9月20日 08:41 ]

斉藤里恵さんの書き下ろした「筆談ホステス」のコミック化される計画が進んでいることが明らかになった

 あの筆談ホステスが漫画になる!聴覚障害を持ちながら銀座の人気ホステスとして活躍する斉藤里恵さん(25)の著書「筆談ホステス」(光文社)のコミック化が進められていることが19日までに分かった。

 タイトルは原題通り「筆談ホステス」。原作未収録の名言も収録される予定。雑誌などの連載ではなく、光文社から単行本(上下巻)で発行される。発売時期については年内を目指しているが、気になる作者について関係者は「まだ秘密です」と明らかにしなかった。

 1歳10カ月で聴覚を完全に失った斉藤さんが壮絶な人生を経て、筆談を武器に銀座のナンバー1ホステスへ上り詰めるまでが描かれた「筆談ホステス」は5月に発売されると各方面で話題を呼び、たちまち11万部を越すベストセラーに。「辛いのは、幸せになる途中ですよ」、「少し止まると書いて『歩』く。着実に前に進んでいます」など筆談の中で生まれた名言が随所に散りばめられており、そのシンプルながら美しいメッセージが老若男女問わず感動を誘った。

 コミック化について著者の斉藤さんは「うれしいです。信じられません」とコメント。17日に発売された「筆談ホステス 67の愛言葉」に続く吉報に大喜びの様子だった。

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2009年9月20日のニュース