押尾被告、高相被告…10月下旬に裁判決定

[ 2009年9月3日 06:00 ]

 東京地裁は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)の夫・高相祐一容疑者(41)=覚せい剤所持容疑で再逮捕=の初公判を10月21日に開くことを決めた。麻薬取締法違反(使用)の罪で起訴された俳優押尾学被告(31)の初公判も同23日に決定。10月第4週は、日本中を大騒動に巻き込んだ芸能人絡みの薬物事件の裁判が集中することになった。

 高相容疑者の初公判が10月21日に決定した。日本大学名誉教授の板倉宏氏は量刑について「妻に覚せい剤を勧めたなどと話していることから、初犯だが1年半くらいの実刑の可能性もある」と見ている。
 日本テレビは、高相容疑者が「覚せい剤の吸引具は奄美のレイブ会場で拾った」「ホテルの部屋に(酒井被告が)吸えるようにして置いていった」などと供述したと報道。酒井被告の奄美での使用を裏付けるものとして捜査関係者は関心を寄せている。酒井被告が奄美での使用で追起訴される可能性も出てきた。
 東京地裁は、高相容疑者の9月3日から同11日まで9日間の拘置延長も決定した。

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2009年9月3日のニュース