懐かしいマルチタレント「転ぶ老女」がベストエッセイ賞

[ 2009年9月3日 07:36 ]

 マルチタレントの十勝花子(63)のエッセーが「2009年度版ベストエッセイ集」(文芸春秋)に選出された。

 先月25日に発売された同集は日本エッセイストクラブが08年に発表されたエッセーから55点を選出。その中に十勝が同人誌「東京文芸」に投稿した「転ぶ老女」が入ったもの。野球観戦が趣味の十勝が神宮球場近くで転倒した女性を助けたが、翌週も誰かに同情してもらいたくて同じ場所で転ぶ姿を見て「人間はなんて寂しいのだろう。でもまた抱き上げたいと思う」という内容。今回の入選に十勝は「いくつになっても、褒めてもらうのはうれしい」と感想。

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2009年9月3日のニュース