渦中の前田五郎“ひと言”「お疲れさんです」

[ 2009年6月6日 06:00 ]

 漫才師中田カウス(59)の自宅に脅迫状が届いた問題で、吉本興業が同社への脅迫だとして、大阪府警南署に被害届を提出し、5日までに受理されていた。受理は4日で、大崎洋社長を被害者としている。同署は「必要に応じて筆跡鑑定するなど、しかるべき捜査をしていく」という。吉本興業は被害届を出したかどうかも含め「ノーコメント」としている。

 脅迫状は4月3日に届き、カウスや同社役員の名を挙げ、手書きで「舞台に立てぬ様にしてやる」などと書かれていた。
 カウスは今年1月、大阪・ミナミの路上で車に乗車中、金属バットを持った男に襲撃され、顔や腰に全治2週間のケガを負った。こちらも未解決で脅迫状との関連は不明。
 吉本興業は脅迫状の書面の字体が漫才師前田五郎(67)の筆跡に似ていたため専門家に鑑定を依頼、5月18日に意見書を南署に提出した。前田はこの日午後9時すぎ、外出先から帰宅。取材陣には「お疲れさんです」とだけ語った。

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2009年6月6日のニュース