オノ・ヨーコさんに金獅子賞/ベネチア美術の祭典

[ 2009年6月6日 18:50 ]

 イタリア・ベネチアで開催されている現代美術の世界的祭典、第53回ベネチア・ビエンナーレで6日、各賞の授賞式があり、生涯業績部門の金獅子賞が、ジョン・レノンさんの妻で芸術家のオノ・ヨーコさん(76)に授与された。

 オノさんは「最も影響力のあるアーティストの1人。日本と欧米の双方で永続的な痕跡を残してきた」として受賞。
 ビエンナーレ美術展でのこれまでの日本人作家の受賞は、棟方志功、池田満寿夫の両氏がともに版画部門で国際大賞を獲得したほか、千住博さんが優秀賞を受賞している。
 同展は国別参加で賞を競い合うのが特徴となっている。今回の日本館には美術作家やなぎみわさんの作品が出展された。授賞式で国別参加の展示をはじめ各賞を発表した後、7日から11月22日まで一般公開する。
(共同)

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2009年6月6日のニュース