“筆談”美人ホステス 刺激のある男性にドキッ!

[ 2009年6月1日 07:35 ]

「筆談ホステス」を手にポーズを取る斉藤里恵さん

 聴覚障害を持ちながら、銀座のクラブで人気ホステスとして働く斉藤里恵さん(25)が31日、東京・銀座の喫茶店「スワンカフェ銀座」で自著「筆談ホステス」(光文社)発売を記念した握手会を開催した。

 青森県青森市出身の斉藤さんは、1歳10カ月のときに病気が原因で聴覚を完全に失った。幼少期の苦悩、障害が原因となった周囲とのトラブルなどにより落ちこぼれていった不良少女時代や両親との確執、親友の支え、持ち前の明るさと“筆談術”を駆使して人気ホステスに成長したことなど、著書では自身が歩んだ人生を赤裸々につづっている。

 筆談によるインタビューでは、「表現豊かなところと明るいところ」と自身の魅力をアピール。憧れの男性像について「ひと言でいうと、刺激のある男性」として、愛らしい笑顔を見せた。

 障害を抱えた人も、そうでない人も一緒になって働ける組織を運営することが将来の夢。「世界の障害者の方々の役に立てる仕事がしたい。障害者と一緒に働けるエステサロンやお店など色々考えています」。その実現に向けて、当面は“夜の世界”でより多くの経験を積むという目標を持っている。

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2009年6月1日のニュース