林家いっ平 8000人招待して国技館襲名

[ 2009年1月14日 06:00 ]

三平の愛用した整髪料を付けて父を思い出す林家いっ平

 落語家の林家いっ平(38)が13日、都内で二代目林家三平襲名イベントの概要を発表した。日本相撲協会の協力で、3月8日に東京・両国国技館に8000人を無料招待して行われる。落語家が国技館で催しを行うのは初めて。親交のある貴乃花親方から「国技館で何かできないの?」と言われたのがきっかけという。

 また、父の初代三平時代から親交が深く、兄の林家正蔵(46)襲名時に15万人規模の“お練りパレード”を演出した石原プロに、今回も母の海老名香葉子さん(75)が制作を依頼した。
 1部はビートたけし(61)、舘ひろし(58)、松坂慶子(56)、コロッケ(48)、中村橋之助(43)らも出演。2部では立川志の輔(54)、春風亭小朝(53)、笑福亭鶴瓶(57)、三遊亭楽太郎(58)、林家木久扇(71)、三遊亭小遊三(61)らによる口上を予定。浅草サンバカーニバルのダンサー100人以上も加わる。「暗いニュースが続く中でも、“平成三平”として、父同様に皆さまに少しでも楽しんでいただけるイベントにしたい」と話した。
 寄席での襲名披露興行は3月21日の上野・鈴本を皮切りにスタート。「二代目が生まれるのは、この21日から。まだ2・1(3になっていない)平ですがよろしくお願い申し上げます」と意欲を示した。

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2009年1月14日のニュース