NHK13年ぶりの赤字予算案

[ 2009年1月14日 19:13 ]

 NHKは14日、2009年度の予算案と事業計画を鳩山邦夫総務相に提出した。事業収入の大部分を占める受信料収入は、03年度決算を超える過去最高を見込んだが、地上デジタル対策など事業支出が増加。阪神大震災の影響を受けた1996年度以来となる13年ぶりの赤字予算となった。

 予算案によると、事業収入は6699億円で前年度比1・9%(124億円)増。そのうち受信料収入は同2・2%(140億円)増の6490億円で、受信料の不払いが減少したこともあり、一連の不祥事で05年度に大きく落ち込む以前の水準への回復を見込んだ。事業支出は6728億円で同4・0%(256億円)増。
 11年7月の地上デジタル放送への完全移行に向けて、事業費158億円を計上。2月から24時間の英語放送が始まる国際放送費は同16・5%(18億円)増の129億円とした。
 主な事業では、本格的なデジタル時代に向けパソコンや携帯端末などで番組を利用できる環境整備や、地域放送の拡充などを打ち出した。
 NHKは昨年、12年度に受信料収入の10%を視聴者に還元するとした09~11年度の経営計画を発表。金田新・専務理事は今回の予算について「景況の変化を考えると簡単にできることではないが、全力を挙げて達成したい。不祥事前の受信料収入のレベルを上回って、信頼回復の指標としたい」と述べた。

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