さだまさし ホール閉鎖「いまでも悔しい…」

[ 2008年12月27日 06:00 ]

フェスティバルホールでのラスト公演に臨んださだまさし

 シンガー・ソングライターのさだまさし(56)が26日、改修のため今年末でいったん閉館となる大阪・中之島のフェスティバルホールでのラストライブを開催した。

 この日で同会場最多記録の202公演。「昔はここに立つことも夢のようだった。1曲ごとに思い出がよみがえる」としみじみ。バックバンドを率いずギター1本きりで「精霊流し」「主人公」など予定より1曲多い26曲を切々と歌い上げた。
 「わたしがもし石油王だったら、うちの庭に移築したんですが…」などと持ち前のトークで明るく盛り上げたが「いまでも(閉館は)悔しい」と本音をのぞかせる場面も。しかし「そのとき、音楽寿命がまだ残ってたら、みなさんの前でその舞台に立ちたい。そこで再び会えるよう、生き抜いていきましょう!」と、5年後完成予定の新生フェスに思いを託していた。

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2008年12月27日のニュース