賞金100万円 「伊丹十三賞」を創設

[ 2008年11月25日 17:17 ]

 伊丹十三記念館(松山市)の館長を務める妻で女優の宮本信子は25日、伊丹さんの業績を記念し優れた芸術活動を表彰する「伊丹十三賞」を創設すると発表した。第1回受賞者の発表は来年3月で賞金100万円。

 記念館を運営する財団の主催。エッセーやノンフィクションなど言語表現を中心にした分野と、映画やテレビ番組、イラストなど映像・ビジュアル表現の分野で、それぞれ優れた実績を上げた人物を毎年交互に選ぶ。選考委員は映画監督の周防正行氏やイラストレーター南伸坊氏ら4人。
 東京都内で記者会見した宮本は「伊丹は、自分の映画にかかわった方々が活躍する姿を心から喜んでいた。その笑顔が忘れられなかった」と賞創設の理由を話した。

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2008年11月25日のニュース