「黒夢」一夜限りの復活ライブ！そして解散

　９０年代に人気を集め、活動休止していたロックバンド「黒夢」が一夜限りの復活ライブを行う。９９年に地元の名古屋市でラストライブを行ってから、ちょうど１０年後の来年１月２９日に東京・千代田区の日本武道館で開催。この復活公演を最後に解散する。

　“終わりのための復活”という異例の決断について、ボーカルの清春（４０）は「新しいスタートをきるため１つのピリオドを打つ。１０年間変わらずに応援してくれている人たちへの（感謝の）思いもある」と話している。
　黒夢は、清春とベースの人時（ひとき、年齢非公表）の２人組で９４年にデビュー。アルバム２作連続でオリコンチャート１位を記録し、ビジュアル系バンド全盛だった当時のシーンに反発するようにストレートなロックで１０代の若者からカリスマ的な支持を集めた。
　清春は３０日夜、渋谷Ｃ．Ｃ．Ｌｅｍｏｎホールでライブを行い、その最後に観客に「黒夢復活」を報告。新曲「ｌｏｖｅｄ」など２８曲を歌った。