テルマ絵本「ウォーリー」で翻訳家デビュー

[ 2008年10月30日 06:00 ]

 歌手の青山テルマ(21)が米国の絵本「ウォーリー」の日本語版で翻訳家デビューを飾る。絵本は今年6月、ディズニー/ピクサーのアニメ映画「ウォーリー」の米国公開と同時に米出版社から発売されたもの。日本では12月5日の公開に先駆けて、11月22日に全国のTOHOシネマズで限定発売される「ピクサー完全読本」の特別付録として収録される。

 同作は、人類がいなくなった29世紀の地球に取り残されたゴミ処理ロボット、ウォーリーが主人公。ある日突然やってきたロボットのイヴに恋をしてしまう。
 青山は今年1月にリリースした「そばにいるね」がオリコンの上半期シングルランキングで1位(43万9000枚)を獲得。編集担当の伊東道生(みちお)氏は楽曲と映画の世界観がぴったり合っていたといい「真っ先に青山さんが浮かびました」と話す。
 青山は米ロサンゼルスで暮らしていたこともあり、英語が堪能。“語り部”として、第三者の立場でせりふの少ないウォーリーの気持ちを代弁することを心がけた。「子供から大人まで分かるように翻訳するのは凄く悩みました。自分らしい、そしてウォーリーらしい表現はどんなのかって考えながらやりました」と初体験を振り返った。

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2008年10月30日のニュース