緒形さん遺作ドラマ好発進20・1%

[ 2008年10月11日 06:00 ]

 5日に亡くなった緒形拳さん(享年71)の遺作で、フジテレビが9日に放送した連続ドラマ「風のガーデン」(木曜後10・00)の平均視聴率は20・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。今年放送された民放の連続ドラマの初回では7位だった。

 脚本家の倉本聰氏(73)の書き下ろしで、北海道・富良野を舞台にした家族の物語。撮影は9月末に終了している。若松央樹プロデューサーは「緒形拳さんの遺作となったこの作品がこれだけ多くの方にご覧いただけてうれしいですし、また倉本聰さんの世界観が支持されたことも誇りに思います」とコメント。最近の倉本作品の中でも「拝啓、父上様」(昨年1~3月)の12・9%、「優しい時間」(05年1~3月)の18・3%を上回る滑り出しとなった。
 一方、TBSは12日に予定していた映画「恋空」を差し替え、特別企画・緒形拳さん追悼ドラマとして99年制作の「ディア・フレンド」を放送することを発表した。

続きを表示

2008年10月11日のニュース