水野氏“TV映画黄金期”支えた名解説者

[ 2008年6月12日 06:00 ]

 水野さんの名前を全国区にしたのは日本テレビ系「金曜ロードショー」だった。参院選出馬に伴う中断はあったが、72年10月から97年3月まで24年半にわたって解説を担当した。ビデオやDVDの普及、さらには多チャンネル時代に入って地上波で放送する需要が減った現状はあるが、映画は60年代から90年代後半までは各局がこぞってゴールデンタイムに枠を有した優良アイテム。名解説者も多く生まれた。

 「さよなら、さよなら、さよなら」の名調子で知られた淀川長治さん(98年に89歳で死去)はテレビ朝日系「日曜洋画劇場」を66年から32年間担当。TBS系「月曜ロードショー」は荻昌弘さん(88年に62歳で死去)が69年から87年まで務め、フジテレビ系の「ゴールデン洋画劇場」は73年から中断を挟んで01年まで俳優の高島忠夫(77)が解説した。「おばちゃま」の愛称で知られた小森和子さん(05年に95歳で死去)もバラエティー番組で活躍し、映画の面白さをアピール。そんな名人たちとともに水野さんはテレビ解説の黄金期を支えた1人だった。

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