新歌姫誕生!全国にテルマー現象拡大中

[ 2008年5月7日 06:00 ]

 現役女子大生シンガーの青山テルマ(20)のヒット曲「そばにいるね」が最新のオリコン調べで42・4万枚を突破、今年のCD売り上げで首位に立った。音楽配信でも計620万ダウンロードとぶっち切りのトップで“2冠”を制覇。ファッションも含めた“テルマー現象”は全国に広がっており、地下鉄で通勤・通学する気さくな一面も魅力。新時代の歌姫の誕生だ。

大学サボらない青山テルマ熱唱(2008年04月14日)

テルマ 渋谷でシークレットライブ(2008年03月27日)

ドコモCMに青山テルマ新曲(2008年01月17日)

「ジョンリ対テルマ」携帯CMで勝負(2008年05月02日)

 白いヘッドホンに緩やかなソバージュヘア、肩には大きめのバッグ…。地下鉄に乗って都内の有名私大へ通うテルマのファッションは、まさに全国に拡大中の“テルマー”そのもの。
 スポニチ本紙の直撃にも「仕事先やライブ会場にも地下鉄で行きますよ。同年代の人たちから“テルマ!”って声掛けられることは多くなりました。手を振ってくれたりしてうれしいです」。大学2年。関係者によると、昨年の単位はすべてクリア。まじめで気さくで決して飾らない人柄は、新時代の歌姫を予感させる。
 最新の12日付オリコンランキングで「そばにいるね」(1月23日発売)が42・4万枚を突破。KAT―TUN「LIPS」を抜いて今年のシングル売り上げNo・1に躍り出た。発売元のユニバーサルによれば出荷枚数は55万枚を超え「今も毎日1万枚前後の追加注文が来ている」。ミリオンヒットも夢ではない。
 また、音楽配信でも着うたなどの総数が計620万ダウンロードを突破。カラオケランキングでも1位になり、今年上半期のシングルCDの“3冠”は確実な状況だ。
 人気はCDだけにとどまらず、ファッションも含めたトレンドになりつつある。CDジャケットで使われた白い帽子やヘッドホンが女子高生らファンの中で重要なアイテムになっており、大阪ミナミなどに出没する“関西テルマー”は東日本のファンよりも光りモノが目立つと言われている。
 夏のロックフェスティバルや秋の学園祭のオファーも殺到中。「1位という順位もうれしいですが、何よりこの曲がたくさんの人に聴いていただいているということがとてもうれしいです。ぜひライブで皆さんにお会いして私の歌を聴いてほしいですね」と話している。

続きを表示

2008年5月7日のニュース