上方漫才大賞に「ティーアップ」

[ 2008年4月6日 06:00 ]

 「第43回上方漫才大賞発表会」が5日、大阪市西区の厚生年金会館大ホールであり、大賞に漫才コンビ「ティーアップ」が選ばれた。

 1991年の新人賞、2004年の奨励賞に続き、コンビ結成20年の節目の年に初の大賞。ツッコミの長谷川宏(41)は「これで、職業は漫才師ですと言えます」と感無量。ボケの前田勝(43)も「漫才を続けてきて良かった」と笑顔を見せた。

 表彰式では親交の深いナインティナイン・岡村隆史(37)も花束を持って登場。「長谷兄から電話で来いって言われた。僕らはティーアップさんを目指してきましたからね」と話した後で「そう言えと言われました」と笑いを誘った。

 賞金100万円の使い道について長谷川は「岡村が飯おごれって言うんですわ」と苦笑い。前田は「自分でいくらか足して、たこ焼き屋をやりたい。千日前辺りで」と副業へ色気を見せていた。

 また、橋下徹大阪府知事(38)もプレゼンテーターとして参加。前田は「賞金は削減しないでくださいって言いたかったんですが、時間がなくて…」と残念そうだった。

 ≪優秀新人賞はギャロップ≫ノミネートされた5組がネタを披露して競った新人賞部門。賞金50万円の優秀新人賞にはギャロップが、賞金40万円の新人賞には鎌鼬(かまいたち)が選ばれた。ギャロップの林健(29)は「昨年の鎌鼬のすべりっぷりをテレビで見て参考にしました。ありがとう」と光り輝く頭を下げた。また、奨励賞は姉妹コンビ・海原やすよともこが受賞した。

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2008年4月6日のニュース