“無名”秋元順子がベスト20入り

[ 2008年4月6日 06:00 ]

 ほとんど無名の還暦歌手がオリコンチャートのベスト20に入った。58歳でメジャーデビューした秋元順子(60)。

 シングル「愛のままで…」(作詞作曲・花岡優平)がオリコン・デイリーチャートで総合17位にランクイン。テノール歌手の秋川雅史(40)や米国出身のジェロ(26)など異色の歌手が旋風を巻き起こしている演歌・歌謡界で女性の“オールド・ルーキー”に注目だ。

 20代のOL時代にハワイアンバンドで歌い始め、ジャズ、シャンソンなど幅広く歌唱。子育てに専念後、再び40代で歌い始め、04年に「マディソン郡の恋」を自主製作で発売。翌年7月に同曲でメジャーデビューした。

 「愛のままで…」は3作目の新曲で1月23日に発売。巡り合った人と生きる幸せを伸びやかに歌い上げる大人のラブソングで、チャート40~70位前後を推移する中、1日にNHK「歌謡コンサート」に出演。一気に火が付き、翌2日付で17位に急上昇。

 デビュー3年、還暦でのブレークの兆しに「去年、すぎもとまさとさんが打ち立てた紅白歌合戦初出場の最高齢記録を更新できるよう頑張りたいと思います」と張り切っている。

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2008年4月6日のニュース