沖縄出身歌手がさんご礁危機訴える

[ 2008年2月22日 18:16 ]

(左から)照屋林賢、ガレッジセールのゴリ、川田広樹

 地球温暖化などの影響でさんご礁が死滅の危機にひんしている現状を音楽を通じて訴え、保全を呼び掛けようと、沖縄県出身のミュージシャンらが結成した「Save The Coral 2008」のメンバーが22日、「サンゴの日」の3月5日を皮切りに各地でイベントを開くと発表した。

 今年は「国際サンゴ礁年」で、環境省で記者会見したりんけんバンドの照屋林賢は「子どものころから、サンゴは海に行けば必ず会える友だちだった。守るために微力だが何かしてやりたい」と話した。
 お笑いコンビ「ガレッジセール」は“応援団代表”を務める。ゴリは自らのエコ活動を問われ、二酸化炭素(CO2)が温暖化の原因となることに触れ「呼吸はしているけど、なかなか吐かないように、吸いっぱなしにするようにしています」と笑わせた。
 3月5日は東京都渋谷区のライブハウスで、島唄の若手シンガーよなは徹のライブが開かれる。4月以降は沖縄県や東京都など各地でイベントを予定している。

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2008年2月22日のニュース