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日産車、48年ぶり首位 1〜6月の新車販売

[ 2018年7月5日 18:36 ]

 自動車販売会社の業界団体が5日発表した軽自動車を除く今年1〜6月の乗用車の新車販売台数で、日産自動車の「ノート」が7万3380台で首位に立った。1〜6月の販売台数で日産車がトップになるのは1970年の「サニー」以来、48年ぶりとなる。

 2位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「アクア」で、同「プリウス」、日産「セレナ」、ホンダ「フィット」と続いた。

 日産は2016年11月、エンジンは発電に特化しモーターだけで走る独自のHV技術「e―POWER」搭載モデルをノートに追加。価格はガソリン車より数十万円高いが、購入者の約7割が選ぶという。日産の広報担当者は「新しい走りの感覚が受け入れられた」と話している。

 軽自動車を合わせた1〜6月の販売台数はホンダの軽「N―BOX」が12万7584台でトップとなった。2位、3位も軽が続きノートは4位だった。

 6月の新車販売台数は、N―BOXが2万682台で10カ月連続の首位をキープした。自動ブレーキなどを標準装備するなどの安全技術がユーザーの支持を得た。

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