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トヨタ役員賞与、12億円 総額3割増、最高益反映

[ 2018年5月15日 18:46 ]

 トヨタ自動車が取締役6人に対する2018年3月期の役員賞与を総額12億2400万円とすることが14日、分かった。前期は8人に9億3800万円で、約3割の増加となる。1人当たりでは前期の約1億1700万円から2億400万円と約7割増える。18年3月期は円安や米法人減税を追い風に連結純利益が過去最高を更新しており、好業績を反映した。

 6月14日に開く定時株主総会の招集通知で開示した。総会で報告する。トヨタは「優秀な人材の確保や、海外の報酬水準も考慮して決めている」と説明した。

 役員賞与とは別に支払う役員報酬は、社外取締役3人を含む取締役12人に6億9200万円とした。

 報酬と賞与の総額が1億円以上の役員名は6月に有価証券報告書で公表する。前期はトヨタ初の外国人副社長、ディディエ・ルロワ氏が6億8300万円、豊田章男社長は3億2200万円など6人が1億円以上だった。

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