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ヴィッツ生産、岩手に移管 トヨタ、小型車集約

[ 2018年5月4日 17:31 ]

 トヨタ自動車が主力小型車「ヴィッツ」の生産をグループの豊田自動織機長草工場(愛知県大府市)から、子会社のトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の岩手工場(岩手県金ケ崎町)に移すことが2日、分かった。トヨタ自動車東日本に小型車生産を集約してコスト削減を図る。

 今秋から移管を始め、2019年中に終える見通し。トヨタ自動車東日本は小型ハイブリッド車(HV)「アクア」などを手掛けており、小型車生産の知見を多く持っている。

 ヴィッツは20年にも全面改良する計画で、新型車生産を円滑に開始する狙いもある。豊田自動織機長草工場では、18年末に米国、19年春に日本でそれぞれ導入する予定の主力スポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」の新型車を生産する。

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