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新車販売7カ月ぶり増 4月、日産がプラス

[ 2018年5月4日 17:30 ]

 4月の国内新車販売台数は、前年同月比3・2%増の36万6155台となり、7カ月ぶりに前年実績を上回った。軽自動車以外の自動車(登録車)で、無資格検査問題が発覚した日産自動車が7カ月ぶりのプラスとなったことが寄与した。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日、発表した。

 登録車では主要9ブランド中、6ブランドで伸びた。日産は6・2%増の2万5903台。主力のミニバン「セレナ」が好調だった。スズキは25・9%増、マツダが18・2%増えた。

 一方、トヨタ自動車は3・1%減の10万6428台だった。小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C―HR」の発売が一巡するなどし、売り上げが落ちた。トヨタの高級車ブランド「レクサス」は増加した。日産と同様に無資格検査問題で逆風となったSUBARU(スバル)は25・1%減った。

 軽はスズキが5・6%増え4万4601台、ダイハツ工業は4・7%増の4万6578台。新型の「N―BOX」が好調なホンダは28・8%増の2万7148台だった。三菱自動車は減少した。

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