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EV主戦場で最新車披露 北京モーターショー開幕

[ 2018年4月25日 22:31 ]

北京国際モーターショーで公開されたトヨタ自動車の「レビン」のプラグインハイブリッド車
Photo By 共同

 世界有数の自動車展示会、北京国際モーターショーが25日、開幕した。日系大手を含む世界各国の自動車メーカーが最新の電気自動車(EV)などを披露。中国政府はEVなど新エネルギー車の普及を急速に進める方針を示しており、各社は世界最大の自動車市場である中国をEVの主戦場とも位置づけ、相次いで新車を投入する計画だ。

 トヨタ自動車は小型セダン「カローラ」と「レビン」のプラグインハイブリッド車(PHV)を世界初公開。トヨタが初めて海外生産するPHVとして2019年に中国で発売する。この2車種を含め、20年までに中国で10の電動車を投入する計画という。

 日産自動車は新型EV「シルフィ ゼロ・エミッション」を世界初公開。日産ブランドで中国で量産する初のEVで、今年後半に発売する。1回の充電で338キロの距離を走行可能という。日産幹部は今後5年間でEVなどの電動化車両を中国市場で20車種発売すると表明した。

 ホンダも、中国市場向けに開発しているEVの試作車を披露。

 ショーには世界各国から約1200の自動車関連企業が出展。105台の世界初公開車を含む計1022台が展示され、そのうち174台をEVやPHVなどの新エネ車が占める。一般公開は29日から5月4日まで。

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