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米でも事故防止システム トヨタ、21年から搭載へ

[ 2018年4月18日 17:10 ]

 トヨタ自動車は16日、日本で実用化されている無線通信を使った事故防止システムを、2021年から米国で販売するトヨタブランドと高級車ブランド「レクサス」の車に搭載すると発表した。20年代半ばには米国で販売するほとんどの車に搭載する計画だ。

 このシステムは、信号機に設置された機器やシステムを搭載した車同士が通信する仕組み。日本では、交差点を右折する時に歩行者を見落としている可能性がある運転者に注意喚起したり、前を走る車との車間距離を保ったりすることができる。

 システムに対応する信号機は、東京都や埼玉、神奈川、愛知の各県、大阪府の一部地域に設置されている。

 トヨタは15年、日本で販売する車にシステムを初めて搭載。現在までにプリウスやクラウンなど計10万台を超える車に搭載した。米国では最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が一部車種に車同士の通信が可能なシステムを搭載している。

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