人気ＳＵＶ、日本再投入へ　トヨタ、ＮＹショー開幕

２８日、ニューヨーク国際自動車ショーでトヨタ自動車が公開したＳＵＶ「ＲＡＶ４」の新型車
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　北米有数の自動車展示会、ニューヨーク国際自動車ショーが２８日、開幕した。トヨタ自動車が、米市場で主力のスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「ＲＡＶ４」の新型車を初公開。日本市場にも２０１９年春ごろに、約３年ぶりに再投入する。

　米市場では、需要のセダンからＳＵＶへのシフトが急速に進む。トヨタが１７年に米国で販売した車種で最も多く売れたのがＲＡＶ４で、１６年まで長くトップだったセダン「カムリ」を上回った。

　日本でもＳＵＶ人気が高まっており、１６年に日本での販売を停止したＲＡＶ４の販売再開を求める声が強まっていた。

　新型車は燃費性能を高めた新エンジンを搭載。米アマゾン・コムの人工知能（ＡＩ）を使った音声サービスが利用でき、自宅にいてもドアロックやエンジンの始動ができる。米国では１８年末ごろに発売し、価格は未定。

　ＳＵＢＡＲＵ（スバル）もＳＵＶ「フォレスター」の新型車を公開し、ホンダは高級車ブランド「アキュラ」のＳＵＶ「ＲＤＸ」の新型を初披露。日産自動車はセダン「アルティマ」の新型車を売り込む。

　ショーは２８、２９日が報道関係者向けで、一般公開は３０日〜４月８日。