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ホンダ、新型N―BOXを発表 全車に安全装備

[ 2017年8月31日 11:44 ]

ホンダの新型「N―BOX」
Photo By 共同

 ホンダは31日、全面改良した主力の軽自動車「N―BOX」を9月1日に発売すると発表した。2代目となる新型は、先進安全技術を全車に取り入れた。安全性能に対する利用者の意識が高まる中、装備の充実で競争力を一段と高める狙いだ。

 新型車は、高級車などに導入している安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備した。自動ブレーキに加え、ホンダ車として初めて、後方への誤発進を防ぐ機能を搭載。車体を軽量化し、広い室内空間を確保したほか、走行性能も高めた。

 初代「N―BOX」は2011年12月の発売。軽自動車の年度別の新車販売台数で4回首位となり、ホンダの国内販売の約3割を占める。人気車種の新型投入で、軽自動車市場の回復に弾みがつきそうだ。

 東京都港区の本社で開いた発表会で寺谷公良執行役員は「今後発売する全ての新型モデルで先進安全運転支援システムの標準装備化を進める」と話した。希望小売価格は138万5640〜208万80円。月販目標は1万5000台。

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