トヨタ「カローラ」全国行脚ゴール　発売５０年記念

「花冠パレード」でゴールするトヨタ自動車の初代カローラ
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　トヨタ自動車の主力乗用車「カローラ」が花冠のバトンを携え、約半年かけて全国の販売店を巡る「花冠パレード」は７日、宮城県大衡村の宮城大衡工場でゴールを迎えた。発売５０年の記念イベント。カローラは英語で花の冠を意味する。

　午後４時ごろ、初代カローラと５０年記念モデルの２台がゴールし、関係者約６５０人が拍手を送った。式典では、佐藤康彦専務役員らにカローラが運んできた花冠が手渡された。

　２、３代目の開発責任者だった佐々木紫郎顧問は「技術の進歩が激しく、カローラが５０年先にどんな形になっているか想像できないが、世界の大衆車であり続けてほしい」と思いを語った。

　パレードは３月、初代モデルが生産された愛知県豊田市の高岡工場を出発し、約７０の販売店を巡った。宮城大衡工場は現在、カローラの生産拠点となっている。