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アウトドアでも災害時でも電源が確保できる!クルマの電気を有効活用するエコフロー・ポータブルバッテリーシステムとは?

[ 2024年9月15日 10:00 ]

バッテリーの進化によってアウトドアスタイルも変化する

ここ数年で一気に盛り上がりを見せたキャンプブームを筆頭に、現在のアウトドアレジャーでは電気製品を積極的に活用するムーブメントも起きている。特に調理機器では旧来からの焚き火やバーナーの活用だけでなく、電気ポットやホットプレートといった家電製品を利用する人も多い。特にキャンプ初心者やライトユーザーでは、焚き火やバーナーなどはハードルが高く感じることもあり、さらにクルマ移動する前提なら手軽に調理できる機器も持ち運びやすいという環境も整っている。わざわざ苦労するのではなく、アウトドアを気軽に楽しみたいというニーズが増えているのである。

そんなキャンプなどのアウトドアシーンで注目を集めているポータブルバッテリーは、使用する機器に合わせて大小様々な容量から選ぶことができるほどラインアップが充実。「冷蔵庫を稼働させたい」とか「パソコンを使いたい」といったニーズから、調理機器やドライヤー、さらにはエアコンなど家電製品に匹敵する電化製品までも動かせる高出力&大容量モデルまで見つけることができるのだ。

そんな多種多様なニーズに適合するポータブルバッテリーであっても、充電しなければ利用できないのは当たり前。自らが発電するわけではないので、レジャーに持ち出す前は必ず充電しなければならないというわけだ。

大容量バッテリーの弱点を克服する車内充電

とはいっても、大容量モデルなどでは充電時間が長くなるのはウィークポイント。連続して使用する場合などは、充電が間に合わないなんてこともあり得るのだ。そんなポータブルバッテリーの弱点を克服するアイテムが、エコフローの「オルタネーターチャージャー」である。

Eco Flow『オルタネーターチャージャー(価格:8万8000円/税込)』は最新のポータブルバッテリーをクルマでフル活用するための軸になるアイテムだ。

そのメカニズムは、DC-DCコンバータを使用してクルマのオルタネーターが発生する電気をポータブルバッテリーの充電にも活用するというもの。

そもそもオルタネーターが発電する電気は、主にクルマの電子機器を稼働させるバッテリーに充電される。しかしバッテリーが満充電でも発電され続けるため、そこには無駄な電気が発生していることになる。その無駄な電気をポータブルバッテリーに充電し、フル活用しようというのが本製品のコンセプトだ。
このシステムを使えば移動中の車内でも充電できるため、時間の節約にもつながる。何よりも本来なら捨てていた電気を活用するため、充電コストが節約できるのはお財布にも優しい性能と言えるだろう。

クルマのバッテリーと配線をつなげることで、オルタネーターが発生する余剰電力をそのまま引き込むことができる。取り付けも簡単に行えるのは見どころ。

もちろん充電設備としてのオルタネーターチャージャーと組み合わせるポータブルバッテリーは近年の進化の要。エコフローがラインアップするデルタシリーズでは、超寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、出力1500Wから 3600W、容量 1024Whから 4000Whという強力モデルも存在する。これらのモデルと組み合わせることで、キャンプなどのアウトドアシーンでも様々な調理機器や家電製品を気軽に利用することができるというわけ。

レジャーだけでなく自然災害時のライフラインとしても注目されるポータブルバッテリー。その性能進化は万が一の事態でも安心して生活を送ることができる心の支えにもなるのは間違いないだろう。

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