石油貯蔵所の爆発でF1サウジGPのフリー走行が15分遅延 角田は終盤にマシントラブル

[ 2022年3月26日 03:32 ]

F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行 ( 2022年3月25日    ジッダ市街地コース )

サウジアラビア・ジッダの石油貯蔵所で爆発があり、立ち上る黒煙(AP)
Photo By AP

 コース近くにあるサウジアラビア国有石油会社アラムコの石油貯蔵所で爆発があり、フリー走行の2回目が15分遅れた。AP通信はフリー走行1回目途中の現地時間午後5時40分(日本時間同11時40分)頃、コースの東に黒煙と炎が上がるのが見えたと伝えた。フリー走行2回目は午後8時(日本時間26日午前2時)開始予定だったが、イエメンに拠点を置く新イラン武装組織フーシが“犯行声明”を出しており、F1の主催者は開始を15分遅らせることを決めた。サウジ国営テレビはコースから約11キロ離れた石油貯蔵所に対し「敵対作戦」があったと報じた。

 フリー走行1回目は開幕戦バーレーンGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)がトップタイム。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2番手で、アルファタウリの角田裕毅は6番手につけた。2回目もルクレールとフェルスタッペンが1、2番手で、フェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が3番手。角田は10番手だったが、セッション終盤にマシントラブルによりコース上でストップした。

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2022年3月26日のニュース