標高2200メートルの“天空レース” 英雄ぺレスの走りに注目!F1第18戦メキシコGP、26日開幕

[ 2019年10月23日 11:47 ]

 自動車のF1シリーズ第18戦、メキシコ・グランプリ(GP)が、26日に開幕する。2015年に23年ぶりのF1カレンダー入りを果たしたメキシコGPは、熱狂的なファンが押し寄せることで有名だ。首都メキシコシティが興奮のるつぼと化す熱い3日間が始まる。

 戦いの舞台は、メキシコシティ郊外に作られたエルマノス・ロドリゲス・サーキット。野球場の跡地を利用したスタジアムセクションが特徴で、周囲360度を約4万人の観客が埋め尽くす光景は圧巻だ。コースの全長は4・304キロで、今季使用されているサーキットでは2番目に短いが、スタートから第1コーナーまでが約800メートルと長く、スタートシグナルが消灯した瞬間から激しいつばぜり合いが展開される。

 このサーキット最大の特色と言えば、標高約2200メートルと富士山の5合目とほぼ同じ高さに位置しているという点だ。当然、平地と比べて空気は薄く、空気抵抗が少ない点からも空力やエンジン性能などマシン全体に及ぼす影響は計り知れない。

 この一戦には、並々ならぬ思いを持って臨むドライバーがいる。メキシコ出身のセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)だ。15年に復活したメキシコGPだが、財政難により20年以降の開催が危ぶまれている。ペレス自身も「もしカレンダーから消えるようなことがあれば再び復活するには多くの年月がかかるだろう」と、事態を憂慮していた。

 しかし、自国のモータースポーツの発展を願うペレスの尽力により支援が集まり、8月に22年までの新たな契約を締結。メキシコGP消滅の危機を救った英雄は、自国ファンの前で会心の走りを見せることができるだろうか。

 今季のF1も残すところあと4戦。次戦の結果によっては、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の年間チャンピオンが確定する。王者が史上4人目の3連覇を達成するのか、それともライバルたちが“待った”をかけるのか。注目の一戦はDAZNでライブ配信される。

 ■2019メキシコGPの配信予定
 <日程>※日本時間
 フリー走行1回目:26日午前0時~
 フリー走行2回目:同午前4時~
 フリー走行3回目:27日午前0時~
 予選:同午前3時~
 決勝:28日午前3時30分~

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