母国グランプリで頂点へ!ホンダが最高のシナリオに挑戦する! F1第17戦日本GP、11日開幕

[ 2019年10月9日 14:06 ]

 自動車のF1シリーズ第17戦、日本グランプリ(GP)が、いよいよ11日に開幕する。今年もまた鈴鹿サーキットで熱き戦いが繰り広げられ、特に母国凱旋レースとなるホンダには大きな期待が寄せられる。

 「神がデザインしたコース」。
 
 鈴鹿サーキットを称賛するドライバーたちの声は、数え上げれば枚挙にいとまがない。1周5.807キロのコースの中には低速、中速、高速とすべてのコーナーがそろう。また、立体交差による8の字を描いているため、前後半で右回りと左回りが入れ替わる。この世界的にも珍しいレイアウトを持つコースは、レーサーたちの憧れで、名勝負の舞台として誉れ高い。

 この世界最高峰のサーキットで行われるGPで、日本のF1ファンが特大の期待を込めているのは、もちろんホンダ勢の走りだ。日本のモータースポーツシーンをリードしてきたホンダの“心臓”を宿したマシンが4台も出走するのだから、その注目度はメルセデスやフェラーリの比ではないだろう。

 当然、母国グランプリという特大のプレッシャーが重くのしかかるが、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは「4台完走し、4台ポイントを取る」と力強く語っており、レッドブルのエースドライバーを務めるマックス・フェルスタッペンも「2位と3位で表彰台に立ったことはあるが勝ったことはない。だから僕らはもう1段高いところに立ちたい」と、自らがF1デビューを飾った思い出の地でもある鈴鹿での躍進を誓っている。

 もちろん、有言実行するのは容易なことではない。ライバルたちが手をこまねいて見ているはずもなく、むしろ憧れの地での優勝へ向けていつも以上に鼻息は荒い。特に“皇帝”ミハエル・シューマッハが持つ日本GP最多優勝記録(6回)にあと「1」と迫るルイス・ハミルトン(メルセデス)は、何が何でも勝利をつかみにくるだろう。冒頭の名言を残したセバスティアン・ベッテルと、日本GPでの事故を原因に志半ばでこの世を去った親友ジュール・ビアンキの弔い合戦に燃えるシャルル・ルクレールを擁するフェラーリ勢も、04年のシューマッハ以来となる表彰台の頂点を虎視眈々と狙っている。

 さらにここへきて、“天候”という新たな敵の出現が関係者の頭を悩ませている。台風19号の接近に伴い、イベント内容や開催時間が変更される可能性が出てきたのだ。こればかりは何人たりとも抗うことはできず、ファンとしては、神が自ら設計されたコースに水を差さないことを願うばかりだ。

 世界屈指のチャレンジングなサーキットで、最高峰のドライバーたちがしのぎを削る日本GP。数々のドラマを生んだ鈴鹿に、また新たな伝説が刻まれる。見逃せない熱戦の模様は、DAZNでライブ配信される。

 ■2019日本GPの配信予定
 <日程>※日本時間
 フリー走行1回目:11日午前10時~
 フリー走行2回目:同午後2時~
 フリー走行3回目:12日午後12時~
 予選:同午後3時~
 ドライバーズパレード:13日午後1時~
 決勝:13日午後1時30分~

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2019年10月9日のニュース