5連覇中と相性抜群のメルセデスか、それとも反撃のフェラーリか!F1第16戦・ロシアGP、27日開幕

[ 2019年9月25日 12:42 ]

 自動車のF1シリーズ第16戦、ロシア・グランプリ(GP)が、27日に開幕する。14年冬季五輪が開催されたソチを舞台にドライバーたちの熱き戦いが始まる。

 五輪会場を利用して建設されたソチ・オートドロームは全長5・848キロのサーキットで、F1の現行カレンダーの中ではスパ・フランコルシャン(ベルギー)やバクー市街地(アゼルバイジャン)、そしてシルバーストン(英国)に次ぐ4番目の長さを誇る。一部に公道を使用しているため鋭角コーナーも多く、バリエーションに富んだテクニカルなコースとなっている。

 高いトラクションやブレーキ性能など、安定性が要求されるオートドロームは、メルセデスのマシンと相性が良い。事実、14年の初開催以降、メルセデス勢が5連覇中とまさに“王者の独壇場”と化している。

 しかし、ここ3戦のレースを振り返ると、メルセデスが絶対的な本命とは言い切れない。サマーブレイク明けの2戦、メルセデスはフェラーリの若きエース候補シャルル・ルクレールに表彰台の頂点を奪われた。そして前戦のシンガポールGPでは今季ここまで苦しんでいたセバスティアン・ベッテルが勝利をつかみ、フェラーリに2年ぶりとなるワンツーフィニッシュを許しただけでなく、3位の座もレッドブルのマックス・フェルスタッペンに奪われた。今や前半戦に見られた圧倒的な強さは揺らぎ、ライバルたちの逆襲を受けている印象さえある。

 中でもフェラーリの巻き返しは、メルセデス一辺倒だった今季のF1を大いに盛り上げている。フロントエンド周辺やリアウィングなど様々なアップデートを持ち込んだシンガポールGPでは、望外のワンツーフィニッシュを決めた。マシンの大幅なレベルアップにより得意の高速サーキットだけでなく、低速サーキットでも勝負ができるようになったフェラーリは、ロシアの地でもメルセデスを脅かしそうだ。コースとの相性が抜群のメルセデスと、飛ぶ鳥を落とす勢いのフェラーリ。2強のデッドヒートから目が離せない。

 ロシアGPが終われば、次はいよいよ鈴鹿が舞台となる。オートドロームでのレースを制し、良い流れで日本の地を踏むのは誰か。1周たりとも見逃せないレースは、DAZNでライブ配信される。

 ■2019ロシアGPの配信予定
 <日程>※日本時間
 フリー走行1回目:27日午後5時~
 フリー走行2回目:同午後9時~
 フリー走行3回目:28日午後6時~
 予選:同午後9時~
 決勝:29日午後7時30分~

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2019年9月25日のニュース