闇夜のサーキットで繰り広げられる先の見えない戦い!F1第15戦・シンガポールGP、20日開幕

[ 2019年9月19日 12:50 ]

昨季2位でシンガポールGPを得意としているレッドブル・ホンダのフェルスタッペン
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 自動車のF1シリーズ第15戦、シンガポール・グランプリ(GP)が、20日に開幕する。世界各地を転々としてきたF1は、戦いの舞台を第3戦の中国GP以来となるアジア圏シンガポールに移す。

 
 シンガポールの市街地に特設されるマリーナ・ベイ・サーキットは、公道ゆえに道幅が狭く、直角のコーナーが連続する。1500以上もの照明によって光の道が映し出される光景はなんとも幻想的だが、目前に迫る壁や高温多湿な環境も相まって、ドライバーにかかる負荷はF1カレンダーの中でも随一。スパ・フランコルシャン、モンツァと続いた高速サーキットとは対照的な超低速コースのため、過去2戦とは異なった様相のレースになりそうだ。

 今レースで注目のレーサーを1人挙げるなら、フェラーリのシャルル・ルクレールで決まりだ。サマーブレイク明けのベルギーGP、イタリアGPでは2戦連続の“ポール・トゥ・ウィン”。イタリアGPではフェラーリに9年ぶりとなるモンツァでの勝利をもたらし、「ティフォシ」の愛称で呼ばれる熱狂的なファンたちのハートをわしづかみにした。

 シンガポールGPでも、彼を中心にレースが展開されると見る向きはあるが、天下のルイス・ハミルトン(メルセデス)も黙ってはいない。

 モンツァではルクレールと激しいバトルを繰り広げ、ルール上限界ギリギリの走りを見せた新鋭に対し「あれが許されるなら、走り方を変える」と、よりアグレッシブなドライビングスタイルも辞さない構えだ。年間タイトルでは俄然有利な立場にありながら、2戦連続で表彰台の頂点を奪われた心中は穏やかではないはず。次戦では本気のハミルトンが見られそうだ。

 2強がしのぎを削る中、苦戦を強いられたのがホンダ勢だ。レッドブル、トロロッソともにペナルティによる後方グリッドからのスタートや接触など、様々なアクシデントに見舞われた。しかし、今回のマリーナ・ベイ・サーキットはロングストレートがなく、タイトなコーナーが連続する。パワーよりもダウンフォース性能が問われるため、ホンダのストロングポイントを発揮できるだろう。ここ2戦で思うような結果を出せていないマックス・フェルスタッペンの3勝目に期待せずにはいられない。

 漆黒の闇夜にきらびやかに浮かび上がるコース上で、エキサイティングな戦いが繰り広げられる。それぞれの思惑が交錯する興奮のナイトレースはDAZNでライブ配信される。

 ■2019シンガポールGPの配信予定
 <日程>※日本時間
 フリー走行1回目:20日午後5時30分~
 フリー走行2回目:同午後9時30分~
 フリー走行3回目:21日午後7時~
 予選:同午後10時~
 決勝:22日午後8時30分~

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