F1第7戦カナダGP 戦いの舞台は北米へ 「チャンピオンの壁」を制するのはどのチームか!?

[ 2019年6月6日 15:00 ]

 自動車のF1シリーズ第7戦、カナダ・グランプリ(GP)が7日、カナダ・モントリオールで開幕する。戦いの舞台を今季初めて北米に移して行われる今大会は、連戦が続く次戦以降のヨーロッパラウンドに向けて勢いをつけるべく、各陣営にとって是が非でも勝利が欲しい一戦となる。

 今大会に使用されるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、モントリオールにあるセント・ローレンス川の中洲に作られた長いストレートとタイトな低速コーナーが融合する全長4.361キロの公道サーキットだ。コース最大の見どころとなるゴール手前の連続コーナーは、歴代のF1王者が幾度もクラッシュをしていることから「チャンピオンの壁」と称され、レースの行方を大きく左右するポイントとなる。

 世界3大レースのひとつ、第6戦モナコGPで表彰台の頂点に立ったのは、またしてもメルセデスだった。タイヤの選択を間違えたことで自らレース展開を難しくしたが、それでもルイス・ハミルトン(英国)が今季4勝目、通算77勝目を挙げたという事実は、改めてその圧倒的な実力を誇示する形となった。今季ここまで6戦全勝と支配的な強さを見せているメルセデスだが、カナダGPからアップグレード予定のパワーユニットが上手く機能すれば、さらにもう一段階ギアを上げる可能性すらある。開幕から続いていたワンツーフィニッシュこそ途切れたものの、今大会でも中心になることに議論の余地はなく、“メルセデス帝国”を止められるかどうかがレースの焦点となる。

 最大のライバル、フェラーリは依然として不振から抜け出せずにいる。モナコGPでは結果的にセバスティアン・ベッテル(ドイツ)が今季初めて2位に入ったが、レース内容は終始メルセデスにプレッシャーをかけ続けたレッドブル・ホンダ勢のマックス・フェルスタッペン(オランダ)の後塵を拝した。モナコ出身のシャルル・ルクレールに至っては、ホームグランプリでありながらチームの判断ミスによって予選のQ1でまさかの敗退。決勝でもリタイアという散々な結果に終わった。大会日程の間隔が短くなる次戦以降は、マシンの修正がさらに難しくなるため、今後のタイトル争いを考えればカナダでは何としてでも結果を残したいところ。ドライバー、マシンともに、ポテンシャルは高いだけに、カナダではチーム一丸となり、漂う停滞ムードを払しょくできるかに注目が集まる。

 圧倒的な強さを誇るメルセデスがまたしても連勝を伸ばすのか。反撃ののろしを上げるチームは現れるのか。注目のカナダGPはDAZNで楽しもう。

 ■2019カナダGPの配信予定
 <日程>※日本時間
 フリー走行1回目:7日午後11時~
 フリー走行2回目:8日午前3時~
 フリー走行3回目:9日午前0時~
 予選:同午前2時59分~
 決勝:10日午前2時30分~

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2019年6月6日のニュース