レッドブル・ホンダ「マシンの感触は全体的に非常にいい」 F1合同テスト前半終了

[ 2019年2月22日 14:25 ]

F1合同テスト ( 2019年2月21日    バルセロナ )

F1合同テスト4日目 周回をかさねるレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー(フランス)
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 F1シリーズ開幕前のバルセロナ合同テスト4日目が21日に行われ、テスト1(前半4日間)が終了した。15年復帰以降、初めて2チームへのパワーユニット(PU)供給となるホンダは、大きなトラブルもなく、カタロニア・サーキットを957周(約4500キロメートル)走破し、順調にテストを終えた。ホンダF1の田辺テクニカルディレクターは「今回得られたデータをこの後の4日間で十分に解析し、テスト2(後半4日間)に臨みます。来週も順調にテストを行い、万全の体制で開幕戦に臨められればと考えています」と自信を見せた。

 今季ルノーからホンダにPUを変更したアストンマーチン・レッドブル・レーシングは「全体としては大成功のテスト1。予定していたプログラムを消化できましたし、マシン開発に関わる収穫もありました」(ロケリン・レースエンジニアリング責任者)と手応えを感じており、2日間テストを担当したピエール・ガスリー(フランス)も「マシンの感触は全体的に非常にいい」と明るい。

 ホンダPU2年目となるトロロッソのトスト代表は「チームにとって成功だったと言えます。4日間を走り切り、パフォーマンスと信頼性の両面でいい結果を得ました。マシンとPUについていいフィードバックを得られました。マシンの改善に向けては、まだやることが沢山あります」とテスト1を総括。

 3日目に全体のトップタイムを記録したダニール・クビアト(ロシア)は「マシンからは良い手応えを感じていて、走行を重ねるごとにフィーリングが良くなっていると感じます。いいタイムは出せましたが、それに満足することなく努力を続けることが重要です。正しい方向に向かって、するべきことをします。まだシーズン前テストですが、いいスタートが切れていると思います」とコメント。

 テスト2は26日から3月1日、テスト1と同じカタロニア・サーキットで行われる。

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