琢磨 序盤で無念クラッシュ、連覇ならず インディ500決勝

[ 2018年5月28日 05:57 ]

 自動車のインディカー・シリーズ第6戦、伝統の第102回インディアナポリス500マイル(インディ500)は27日、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで200周(1周約4キロ)の決勝が行われ、日本人唯一のドライバーで昨年優勝の佐藤琢磨(ホンダ)は序盤のクラッシュでリタイアし、32位だった。

 予選16番手の佐藤は6列目からスタートしたが、序盤で前方のマシンに追突。2001、02年に優勝のエリオ・カストロネベス(ブラジル、シボレー)以来となる6人目の連覇はならなかった。

 優勝は2014年の総合王者ウィル・パワー(オーストラリア、シボレー)で、インディ500初制覇。シリーズでは今季2勝目、通算34勝目。

 このレース限りで引退する女性ドライバーのダニカ・パトリック(米国、シボレー)は30位だった。

 ▼佐藤琢磨の話 (序盤のクラッシュは)すごく不運な事故だった。残念。チームにも応援してくれたファンにも申し訳ない。最後までレースができなかったということはすごく心残り。また挑戦する。(共同)

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2018年5月28日のニュース