トロロッソ・ホンダ6位「素晴らしい気分」 フェラーリがフロントロー独占

[ 2018年4月8日 08:04 ]

レッドブルのフェルスタッペン(AP)
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 自動車のF1シリーズ第2戦バーレーンGPは7日、予選が行われ、トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリー(フランス)が6位、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)は11位だった。ポールポジションはフェラーリのセバスチャン・フェテル(ドイツ)で、2位にもキミ・ライコネン(フィンランド)とフェラーリ勢がフリー走行からの好調を維持。

 予選Q1を突破したトロロッソ・ホンダ勢は、予選Q2でハートレーがわずか0.096秒差で突破できなかったが、ガスリーは9番手でQ3進出。Q3ではクラッシュでQ2敗退となったフェルスタッペン(オランダ)を除くと、3強に続く6位を獲得した。4位となった昨季王者ルイス・ハミルトン(英国)がフリー走行3回目でギアボックスを交換したことで、5グリット降格のペナルティーが科されるので、決勝は5番手スタートとなる。

 F1キャリア最高となる予選結果にガスリーは「素晴らしい気分。マシンの感触も凄くいいですし、今の状態に満足しています」と喜んだ。5番手スタートの決勝に向けて「最高のスタートを決められればと思っています。後ろから追いかけてくるハミルトンやフェルスタッペンは凄く速いでしょう。でもルノーやハースとはいい勝負ができると思います。明日の決勝ではより多くのポイントを獲得したいです」とコメント。

 ホンダの田辺テクニカルディレクターも「チームにとっては非常に前向きな一日になりました。今回のために用意した空力パッケージがよく機能していますし、今日一日問題なくセッションを終えられたこともよかったと感じています」と結果に満足。

 トロロッソのキー・テクニカルディレクターは「(シャシーの改良が)我々の狙い通り、パフォーマンスの向上につながったと思います。僅差の戦いの中で全力の走りを見せ、今日のような結果を出したことは素晴らしいです。明日は両マシンともいいポジションから決勝に臨めると思っています」と決勝に向けて意気込んだ。

 バーレーンGP決勝は8日24時10分(日本時間)にスタートする。

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2018年4月8日のニュース