マクラーレン・ホンダ鈴鹿ラスト入賞ならず 猛追も11&14位

[ 2017年10月9日 05:30 ]

F1日本GP決勝 ( 2017年10月8日    三重県・鈴鹿サーキット )

11位に終わったマクラーレン・ホンダのアロンソ
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 今季限りで提携を終えるマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ(36=スペイン)が11位、ストフェル・バンドーン(25=ベルギー)が14位と振るわず。鈴鹿では3年間で一度も入賞がないまま、最後のホームでのレースを終えた。ポールポジションから出たメルセデスのルイス・ハミルトン(32=英国)が今季8勝目、通算61勝目を挙げ、2季ぶり4度目の総合王者に大きく近づいた。 予選

 わずか1ポイントを求めて猛追するアロンソに、運は味方しなかった。終盤に10番手のマッサを射程圏に捉えたが、残り3周で先頭のハミルトンらに追い付かれ、コースを譲る間にタイムロス。最終周に再び肉薄したものの、わずか0秒860差及ばず。入賞を逃したが、「最後尾から11位まで挽回できたのは良かった」と振り返った。

 予選10位だったアロンソだが、パワーユニット交換によるペナルティーで最後尾スタートに。降格処分が悔やまれるところだが、ホンダのF1総責任者の長谷川祐介氏は「そういうものを乗り越え、どうポイントを取るか(が勝負事)。3年連続でポイントを取れなかったのは重く受け止める」と語った。最速ラップはバンドーンが4位、アロンソも12位を記録。手応えと課題を残し、来年は「トロロッソ・ホンダ」として鈴鹿に臨む。

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2017年10月9日のニュース