琢磨 再び日本に吉報届ける…逆転総合王者「目指したい」

[ 2017年6月14日 05:30 ]

ホンダから贈られたNSXの前でナンバーワンポーズを決める佐藤琢磨
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 先月28日に世界3大レースの一つ、インディ500(米インディアナポリス)を日本人で初めて制した佐藤琢磨(40=ホンダ)が13日、都内で凱旋会見に臨み「本当にやりました。信じて応援してくださったホンダ、スポンサー、何よりもファンに感謝の気持ちでいっぱい」と感無量の表情で語った。

 同席したホンダの八郷隆弘社長からは自身も開発に関わったというスポーツカーNSX(2400万円相当)を贈られ、満面の笑み。約1時間の会見では佐藤自身がレース中の状況や勝負どころなどを詳しく解説した。

 次の目標は現在3位につけるインディカーシリーズの総合王者。残り8戦のコースの特徴とマシンの相性を冷静に分析した上で「現実的な数字の計算上は厳しい」と話したが、「タイトルを目指したい」。次の帰国時にはF1日本GP(10月8日決勝)のイベントなどに登場予定で、再び日本に歓喜を届けることを約束した。

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