お値段4000万円!京大ベンチャー EVスーパーカー発売へ

[ 2017年4月19日 05:30 ]

GLMが発表した電気自動車「GLM G4」
Photo By 共同

 電気自動車(EV)を手掛ける京都大発のベンチャー企業「GLM」(京都市)は18日、EVスーパーカー「GLM G4」の試作車を発表した。想定価格は4000万円。2019年に量産を始め、国内や欧州、中国などで計1000台の販売を目指す。

 小間裕康社長は東京都内での発表会で「G4は私たちの技術と次世代の豪華さを体現した車だ」と話した。今後、各国のモーターショーに出展し、海外展開を加速する。

 G4は540馬力の四輪駆動で、発進から時速100キロまで3・7秒で到達できる。最高速度は時速250キロ。4人乗りで、1回の充電で走れる距離は400キロ。道路状況によって搭載した2機のモーターがそれぞれのタイヤの回転力を調整し、走行時の動力を最大化するよう制御する。

 GLMは10年4月にグリーンロードモータースとして設立され、14年4月に社名変更した。EVの開発、販売を行っており、これまでに2人乗りのスポーツカー「トミーカイラZZ」を国内で発売している。製造は他社に委託している。

続きを表示

2017年4月19日のニュース