トヨタ「ヴィッツ」で世界ラリー参戦 18年ぶりWRC復帰

[ 2016年12月14日 05:30 ]

世界ラリー選手権に参戦するトヨタ自動車のヴィッツをベースにした車(提供写真)
Photo By 共同

 トヨタ自動車は13日、来年1月に開幕する自動車ラリーの最高峰、世界ラリー選手権(WRC)に小型車「ヤリス」(日本名ヴィッツ)をベースにした車で参戦すると発表した。1999年の参戦を最後に撤退してから18年ぶりに復帰する。

 WRCは市販車を改造した車を用いるモータースポーツで、F1と並ぶ人気を誇る。ラリーチームの総代表を務める豊田章男社長は「この日を待ってくれたファンの方々への感謝の気持ちでいっぱいだ」とのコメントを出した。 砂利道や林道といった条件の厳しい道路でのレースとなることから、車の技術力向上にとっても「最適な舞台となる」と意気込みを述べた。

 ドライバーには、WRCで通算16勝しているヤリマッティ・ラトバラ(フィンランド)と、ユホ・ハンニネン(同)を起用する。

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2016年12月14日のニュース