ハミルトンが今季7勝目 F1米国GP決勝

[ 2016年10月24日 08:30 ]

F1米国GPで優勝し、シャンパンファイトで喜ぶハミルトン(AP)
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 自動車F1シリーズ第18戦、米国グランプリ(GP)は23日、テキサス州オースティンで決勝が行われ、ポールポジションから出たルイス・ハミルトン(英国)が今季7勝目、通算50勝目を挙げた。2位には総合トップのニコ・ロズベルク(ドイツ)が続き、メルセデス勢が1、2位を占めた。メルセデスは製造者部門で3年連続の優勝をすでに決めている。

 ポールポジションから出たハミルトンが、今季7勝目。米国GP5度目の優勝で、通算勝利数を50の大台に乗せた。トップで1コーナーへ飛び込み、隙を見せず逃げ切った。今季はスタートでトラブルが続いただけに「(スタートは)今季で一番の出来だった。全てうまくいくと確信したよ」と満足そうだった。

 7月末のドイツGP以来、6戦ぶりの勝利。総合優勝争いは、トップの同僚ロズベルクと26点差で残り3戦に突入する。3年連続の総合優勝へ「対決は続く。幸運を祈っていてよ」と観客に呼び掛けた。

 マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソ(スペイン)が今季最高に並ぶ5位、ジェンソン・バトン(英国)も9位に入り、2台そろってポイントを獲得した。アロンソは「競り合いがあった終盤は特に楽しかった」と振り返り、バトンも「9位という結果は悪くない」とうなずいた。

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2016年10月24日のニュース