ホンダ ホームで「最悪の結果」アロンソ16位、バトン18位

[ 2016年10月10日 05:30 ]

F1シリーズ第17戦 日本GP決勝 ( 2016年10月9日    鈴鹿サーキット )

16位に終わったアロンソ
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 ホームレースは無念の結果に終わった。再結成2年目のマクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソ(35=スペイン)が16位、ジェンソン・バトン(36=英国)が18位。全22台が完走した波乱のない展開で、2台ともに浮上のきっかけをつかめなかった。総合首位を走るメルセデスのニコ・ロズベルク(31=ドイツ)が今季9勝目、通算23勝目を挙げた。4戦を残しながらも、メルセデスが製造者部門の3連覇を確定させた。

 落胆の表情は隠せなかった。アロンソ11位、バトンが16位だった昨年をも下回る結果に、今季からホンダのF1総責任者を務める長谷川祐介氏は「がっかりするしファンに申し訳ない。(今季)最悪の結果と受け止めている。根本的に(性能が)足りないのか、セットアップが悪かったのか、まだ完全には理解していない」とうなだれた。チームは予選17位だったバトンに対し、すでにアロンソには投入済みの新たなパワーユニットを投入。規定により最後尾スタートとなるデメリットよりもメリットの方が大きいと判断したが、最後の一手も不発に終わった。

 前戦のマレーシアGPはダブル入賞。意気揚々として迎えたホームレースだっただけに、ショックは大きい。今季限りで正ドライバーを退くバトンも「本当にタフな週末だった」と話し、鈴鹿に別れを告げた。

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2016年10月10日のニュース