ビアンキ選手が死去 セナ以来の悲劇…昨年F1日本GPで事故
昨年10月に三重県鈴鹿サーキットで行われた自動車のF1シリーズ、日本GPの事故で頭部を負傷したジュール・ビアンキ選手(フランス)が、フランスのニースの病院で死去した。25歳だった。18日、ビアンキ選手の家族が明らかにした。ロイター通信などが報じた。
F1のレース中の事故でドライバーが死亡したのは、1994年サンマリノGPのアイルトン・セナ(ブラジル)以来。
マルシャ・フェラーリに所属していたビアンキ選手はレース終盤、他の選手の事故車を撤去しようとした作業車に突っ込んだ。三重県内の病院からニースの病院に移っていた。2013年の開幕戦でデビューし、14年5月のモナコGPで記録した9位が最高成績だった。
ビアンキ選手の家族は「ジュールは最後まで戦いました。多くのメッセージを頂き、彼が世界の人々の心の中にいたのかが分かりました」との談話を出した。(共同)
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