元F1ドライバー・チェザリス氏が死去 バイク事故で即死

[ 2014年10月6日 15:00 ]

 自動車F1シリーズの元ドライバーで、マクラーレンなどで活躍したアンドレア・デ・チェザリス氏が、5日ローマの環状道路でのオートバイ事故で死去した。イタリアの地元メディアは、同氏が即死だったと報じている。享年55。

 マクラーレンは公式ツィッターで「かつてマクラーレンに所属したF1ドライバーであるアンドレア・デ・チェザリスが本日他界したことを受け、マクラーレンの全員が哀悼の意を表す」とツィートした。

 ローマ出身のチェザリス氏は80年途中にアルファロメオからF1デビュー。94年ザウバーで引退するまでに、マクラーレン、リジェ、ブラバム、ジョーダン、ティレルなど10チームに在籍し、計208レースに出場した。最高順位は2位(2度)で、表彰台には5度上がったが、優勝はなかった。

 「壊し屋」の異名を持つほど、クラッシュが多いドライバーとして有名だった。91年ジョーダンと契約する際には「クラッシュでマシンを壊したら罰金」という条項があったと言われている。しかし、同年は2度の4位を記録するなど、新規参入チームをランキング5位に導いた。

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2014年10月6日のニュース