シューマッハ氏の家族が回復願うファンに感謝の意

[ 2013年12月31日 02:49 ]

シューマッハ氏の入院しているグルノーブルの病院

 フランスのメリベルでスキー中に転倒して頭部を負傷し、意識不明の重体となっているミハエル・シューマッハ氏(44)の家族が30日、同氏の公式HPにファンへの言葉を掲載した。

 英語とドイツ語でつづられたもので、「ミハエルの回復を祈ってくださる世界中の方々に感謝します。私たちの支えになっています」とファンたちに感謝。さらに「私たちは彼は闘う人であって、決して諦めないと知っています」と回復を願う言葉を続けている。

 また、シューマッハが96年から06年まで所属していたフェラーリも「事故の知らせを聞いて以来、フェラーリの関係者はとても心配している」という声明を発表。ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長とレースチームのリーダーであるステファノ・ドメニカリ氏がシューマッハの家族と連絡を取ったとしている。

 入院中のフランス・グルノーブル大学病院によれば、緊急手術に続き、夜間に2度目の手術を受け、現在は脳の腫れを抑え、不必要な脳活動をさせないようにするために、同氏の体温を34度から35度に下げ、人為的昏睡状態に置かれているという。

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2013年12月31日のニュース