ヤマハ発動機 自動車参入へ 20年までに発売 バイク技術活用

[ 2013年11月20日 17:35 ]

 ヤマハ発動機の柳弘之社長は20日、自動車事業に参入すると表明した。この日報道公開された東京モーターショーで2人乗りの小型四輪車の試作車「モティフ」を初公開。主力であるバイクの技術を生かして開発を進め、2020年までに日本を含めた世界で販売する計画だ。

 柳社長は記者団に「二輪から四輪へと、技術と顧客を広げるチャレンジを続けていきたい」と語った。ヤマハには、スポーツカーを1990年代前半に市販する計画があったが、経済情勢の悪化などの影響で実現しなかった経緯がある。

 試作車は排気量1000CCで2人乗り。市街地での手軽な移動手段としての利用を想定している。ガソリン車と電気自動車(EV)を用意する予定で、エンジンとモーターを自社で開発しているという。

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2013年11月20日のニュース