往年の名車がパレード お台場で60台 豊田会長「夢のよう」

[ 2013年11月16日 15:27 ]

 往年の名車やレーシングカーが16日、秋晴れの東京・お台場をパレードした。23日から一般公開される東京モーターショーを前に日本自動車工業会(自工会)が主催。トヨタ自動車「2000GT」など約60台が、沿道に集まった自動車ファンの目を楽しませた。

 「レクサス」のオープンカーのハンドルを握った自工会の豊田章男会長(トヨタ社長)は「夢のようだった。現在、過去、未来の車がこれだけそろうのは日本メーカーだけだ」と胸を張った。タレントでレーサーの近藤真彦も日産自動車がつくった電動レーシングカーに乗った。

 トヨタの2000GTは人気映画「007」シリーズで主人公のジェームズ・ボンドが乗った「ボンドカー」として知られる。このほかスズキが1970年に発売したジープ型の「ジムニー」、ダイハツ工業の三輪自動車「ミゼット」など、懐かしい人気車が並んだ。

 パリ・ダカール・ラリーに参戦した日野自動車のトラックがお目当てという東京都の男性会社員(35)は「実車を見る機会は少ない。迫力がすごかった」と興奮した様子だった。

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2013年11月16日のニュース