琢磨 日本人初のインディ500制覇ならず…「残念」13位
自動車のインディカー・シリーズ第5戦、伝統の第97回インディアナポリス500マイルは26日、米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウエーで200周(1周約4キロ)の決勝が行われ、元F1ドライバーで36歳の佐藤琢磨(ホンダ)は13位に終わり、総合王者争いで2位に後退した。
18番手発進の佐藤は徐々に順位を上げたが、前半にスピンしたことが響いた。38歳のベテラン、トニー・カナーン(ブラジル、シボレー)が初優勝を果たし、2010年6月以来の同シリーズ15勝目を挙げた。
2位にカルロス・ムニョス(コロンビア、シボレー)、3位には昨年の総合王者のライアン・ハンターレイ(米国、シボレー)が入った。
▼佐藤琢磨の話 自分でもかなり楽しみで期待していたので、13位という位置は非常に残念。スピンは車に影響はなかった。レース中にタイヤの(路面をとらえる)グリップが落ちて苦しんだ。インディ500で勝つにはもうちょっとスピードが必要。(共同)
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