ホンダ15年にF1復帰 マクラーレンと再タッグ

[ 2013年5月17日 06:00 ]

記者会見でマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ最高経営責任者(左)と握手するホンダの伊東孝紳社長

 ホンダは16日、都内の本社で会見し、15年からのF1復帰を正式発表した。80年代に黄金時代を築いたパートナー、マクラーレンに再びエンジンを供給する。

 F1は14年からエンジンの小型化など環境技術が導入される。ホンダは燃費効率のいいハイブリッド車などを開発してきた。伊東孝紳(たかのぶ)社長(59)は「新しいレギュレーションの導入は市販車へのフィードバックが期待できる。F1とホンダの方向性が合致した。挑戦する価値がある」と規制変更を最大の参戦理由に挙げた。

 7年ぶり4度目の挑戦となる。00~08年の第3期はわずか1勝の不本意な結果だった。車体も開発した前回と違い、今回は再び得意分野のエンジンに特化する。来日したマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュCEOは「ホンダの高い技術に期待している。再び栄光を手にしたい」と語った。

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2013年5月17日のニュース